中学英語教科書の種類・難易度

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中学校で使用する英語の教科書には様々な種類があり、難易度も異なっています。私が現在英語を教えている中学生の内訳は「公立2名、私立中堅校1名、私立進学校1名」です。公立中学の2名は「ニュークラウン」と「トータルイングリッシュ」、私立中堅校と私立進学校の2名は「ニュー・トレジャー」という教科書を使っています。

公立中学で使う教科書(検定教科書)と私立進学校で使う教科書では難易度が随分と異なります。これまでの私の指導経験を踏まえてそれぞれの教科書について説明したいと思います。

中学の英語検定教科書

中学校の英語検定教科書は6冊あります。公立中学ではこれらのうちのどれか1冊を使用します。私立中学では、検定教科書を使う学校もありますが、進学校では検定教科書よりも難しい教科書を使う場合が多いです。

  • NEW HORIZON English(ニューホライズン)/東京書籍
  • NEW CROWN ENGLISH(ニュークラウン)/三省堂
  • SUNSHINE ENGLISH(サンシャイン) 開隆堂
  • TOTAL ENGLISH(トータル)/学校図書
  • ONE WORLD English(ワンワールド)/教育出版
  • COLUMBUS 21 ENGLISH(コロンブス)/光村図書

難易度の違いについて

検定教科書には難易度の違いがほとんどないと言われますが、文章の長さや文字の大きさが教科書によって若干異なります。文法や単語については、中学範囲で習う内容がどれも網羅されており大差はありません。

一番易しいのは「TOTAL ENGLISH(トータル)」です。短い文章が多くて、文字も大きめです。そのため英語が苦手な生徒を指導するときは、トータルが一番指導しやすいです。その他の教科書はどれも同じくらいのレベルですが、「SUNSHINE ENGLISH(サンシャイン)」が若干易しめという感じがします。

参考 TOTAL ENGLISH(トータル)2年生の教科書
こんな感じで文章は短めです。
total2年

学校採択シェア

2010年度の学校採択シェアは以下のとおりです。

ニューホライズン>ニュークラウン>サンシャイン>トータル>ワンワールド>コロンブス

東京都の公立中学では、ニューホライズンとニュークラウンがほとんどで、たまにトータルの学校があります。ニューホライズンとニュークラウンが圧倒的に多いですね。

教科書の購入方法

小学校、中学校、高等学校で使用している教科書は、最寄りの「教科書販売店」または「インターネット」で購入できます。私は教科書に沿った問題を自作して教え子の定期テスト対策に利用しているので教科書を定期的に購入しています。以前は教科書販売店で購入していましたが、インターネットで買えることを知ってからはいつもネットで買っています。注文から2~3日で届きます。

私立進学校で使用する英語教科書

中高一貫の進学校では、Z会が出版する「NEW TREASURE(ニュー・トレジャー)」かイエズス会出版の「PROGRESS IN ENGLISH21(プログレス21)」という教科書のどちらかを使っているケースがほとんどです。

たまに「Birdland Junior English (BJE、バードランド・ジュニア・イングリッシュ)」という教科書を使っている学校があります。「Birdland Junior English」は「ニュートレジャー」や「プログレス」に比べると文部省の指導要領に近い内容になっておりものすごく難しい内容ではありません。

これら私立中学校で使用する教科書は検定教科書ではないので、副教材という扱いですが検定教科書を全く使わずにこれらの教科書だけで授業を進めていく学校も多くあります。

「ニュー・トレジャー」も「プログレス21」も、しっかりと使いこなせばかなり高い英語力が身に着く内容となっていますが、量が膨大なため、ついていけなくなってしまう生徒さんが多いのも事実です。

私が現在教えている中2の生徒さんは、「ニュー・トレジャー」を使っていますが、1年生の秋頃から全く授業についていけなくなったそうです。2年生になって私が指導をするようになってからは、教科書の予習をしてから授業に臨むようになったので、なんとかついていけるようになりました。過去にもこれらの教科書に大変苦労している生徒さんを何人もみてきました。

検定教科書との違い

  1. 単語数がものすごく多い
  2. 検定教科書の2倍以上のボリュームがあります。検定教科書は、中学3年間で約1,300語ですが、トレジャーは約3,300語です。この圧倒的な単語数の違いは、長文読解問題をはじめ、英語の理解力に大きな 影響を与えます。

  3. 充実した長文
  4. 検定教科書に比べると、とにかく長文です。1年生用検定教科書では、多くても40語前後の読み物ですが、ニュー・トレジャーやプログレス21ではその8倍近い300語もの読み物となっています。

  5. 進度が早い
  6. 学校指導要領に書かれた中学3年生の学習内容を、プログレス21は『BOOK2』、ニュー・トレジャーは『GRADE2』で終えてしまいます。すなわち公立中学校では3年間で学ぶところを2年間で終えてしまうということです。

  7. 高度な文法
  8. ニュートレジャーのGRADE1からGRADE3の中には、中学校で学ぶ文法の範囲を超えた高度な内容が含まれています。過去完了、関係副詞、関係代名詞の非制限用法、話法の転換、分詞構文、部分否定、仮定法、強調構文など通常は高校で学ぶ内容です。

教科書についていけなくなった場合

「ニュー・トレジャー」と「プログレス21」はとにかくボリュームが多くて大変です。一度ついていけなくなり、そのままにしていると英語嫌いになり、どんどん成績が落ちていってしまいます。つまずいたまま放置しておくと、挽回するのは大変なので、これらの教科書にお子さんが苦労している場合は、早めに塾や家庭教師に頼るのが得策です。一度わからなくなってしまうと自力で追いつくのはとても困難です。

ある程度学校の授業についていけている場合は塾でもよいと思いますが、学校の授業についていなくなっている場合には塾の授業にもついていけない可能性も高いため、個別指導塾か家庭教師による個別指導を受けるのが最も効率的です。よい指導者がみつかれば、比較的早い段階で結果にあらわれます。通常は学年が低いほど(中3より中1)短期間で成績をあげることができます。

中高一貫校の教科書に合わせた指導をしてもらう

「ニュー・トレジャー」や「プログレス21」は学校の先生により進め方がかなり異なることもあり、学校の授業に合わせて上手に指導できる家庭教師はあまりいません。インターネットの掲示板などで見つけるのは非効率的なので、実績のある家庭教師を知り合いなどから紹介してもらうか、専門の家庭教師に依頼するのが確実です。評判のよい個別指導塾があればそこに通うのもよいでしょう。

私が知っている中で一番オススメの家庭教師会社は、「プロ家庭教師のプレステージ」という学研グループが運営している会社です(私も以前教えていた経験があります)。しつこい勧誘などはいっさいしていない会社なので安心です。

家庭教師は厳選されたプロの教師陣のみが揃っており、お子様の学校で使っている「プログレス」などの教科書を使って、学校の授業の進め方に即した指導をしてくれます。大学生の家庭教師に比べると効果は絶大です。高額な教材を買わされることもなく、学校で使用しているテキストや問題集を使って授業をしてもらうこともできます。

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大手進学塾などを経て、プロ家庭教師として教えています。現在はオンライン家庭教師の生徒(公立学校に通う中学生対象)のみ募集中です。家庭教師のご依頼はコチラ

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