4か月の指導で40点UPした生徒

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先月「3か月の指導で20点上がった生徒の例」という記事を書きました。この記事で書いた中3の生徒が、先週受けた期末試験でなんと93点をとりました。中3で90点以上の得点をとるというのは非常に難しいことなので、非常に嬉しい限りです。

今回は、4か月の指導で具体的に何をやってきたかについて前回よりも詳しく紹介したいと思います。お子さんの家庭学習の参考にして頂ければと思います。

生徒さん紹介

・愛知県在住の公立中学3年女子
・バスケットボール部で部活が忙しい
・性格はどちらかというと真面目なタイプ

<レッスン開始前>
・中2冬まで約2年間個別塾に通っていたが成績はイマイチ。
・2年学年末テストでは英語52点、数学56点。成績はオール3。

<レッスン開始後>
・中2の2月末に英語と数学のオンライン授業開始(2時間×週2)。
・レッスン開始後、4か月経過。
・宿題は毎回きちんと提出する。
・英語:5月テストで73点、6月テストで93点。
・数学:5月テストで65点、6月テストで68点。

数学も2年生のときから20点近く伸びましたが、英語の伸びがすごいです。

これが今回の英語のテスト結果↓
テスト93点

実際にやったこと

授業はスカイプによるオンライン指導で、1回2時間を週2回。授業は、英語を1時間をやって5分休憩をはさんで、数学1時間という流れです。

授業のやり方ついては前回の記事を参考にしてください
オンライン授業の内容

英語

1時間の授業の内訳は、
・宿題の確認 15分
・リスニング 15分
・文法 15分
・教科書 15分
といった感じです。もちろんそのときによって時間配分は異なります。

宿題は授業でやったことの復習をA4サイズプリント3~5枚+英作文10問を基本としています。決して少なくはありませんが、多すぎる量でもありません。英作文は学校の授業ではやる機会が少ないのですが、これを継続すると英語の力が非常につくので、私はすべての生徒さんに英作文の指導をしています。課題の英作文は生徒さんのレベルに合わせてオリジナル問題を作っています。10問出題しますが、5問は易しめにして、残り5問は少し難しくします。全部難しいとやるのが嫌になってしまうので、簡単に解ける問題を入れておくことは意外と重要です。

教科書は、原則学校の予習をします。そうすることで、学校の授業がより理解しやすくなり理解度が高まります。また、音読を重視しており、音読練習は毎回やっています。毎回やっているうちにかなり自信をもって発音できるようになります。英語を口に出すということはとても大事なので、音読をしっかりとすることは英語の基本です。

数学

1時間の授業の内訳は、
・宿題の確認 15分
・説明&問題を解いてもらう 45分
といった流れです。

宿題は毎回A4プリント3~5枚程度で、授業でやった内容の復習です。計算問題が中心です。数学はケアレスミスをしてしまう生徒が圧倒的に多いので、とにかく問題をたくさん解いて本番でミスをしないことが重要です。

また、授業は英語同様に学校の予習を基本としています。数学が苦手な生徒ほど、予習をやっておくことが重要だと考えています。数学が苦手な生徒の場合は学校の授業にはついていけないので、予習をしてあげないと、学校での授業がほぼ無駄になってしまいます。数学の授業は週に4回あるのでそれではもったいないです。

自宅学習の重要性

私はテスト直前以外は、必ず宿題をだします。1教科につきプリント3~5枚とそこそこの量をだします。宿題をやらないと成績は上がりません。家庭教師で教える時間は限られます。中3ともなると、その時間だけではとても足りません。内容を理解してもそれだけでは得点につなげることはできません。授業できいただけではすぐに忘れてしまうので、繰り返し問題を解くことが重要です。そうすることで定着してテストでも結果をだすことができます。

塾や家庭教師をやっていても、結果が感じられないという場合は自宅学習がきちんとできているかを再確認してみましょう。

塾や家庭教師を検討中のかたへ

塾や家庭教師を検討中なら、まずは無料体験をしてみることをおすすめします。塾は家庭教師に比べると月謝が安いものの、入会金やテキスト代など最初にかなりの費用がかかります。

そのため一度入会してしまうと、やめにくくなり、成績が上がらないのにずっと同じ塾に入ったままというケースが多くあります。そうならないためにも、事前に体験授業を受けてから入会することを強くおすすめします。

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