家庭教師は授業以上に宿題が重要です!

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私は家庭教師として毎回必ず生徒さんに宿題を出します。1対1の家庭教師と言えども、教えるのは週に1回か2回の場合がほとんどです。正直これだけでは勉強時間は全然足りません。そのため自宅学習(すなわち宿題)がとても重要になってきます。

宿題の出し方は重要

宿題はやみくもに出せばよいというわけではありません。宿題の出し方はとても重要で、家庭教師の力量が問われます。授業でやった内容の「復習」を宿題としてだすのが基本です。そして生徒さんが確実にひとりで解けるような、やや易しめの問題をだすのがポイントです。

例えば数学の計算問題の場合。問題集の奇数問題は授業中に一緒に解いて、生徒さんが理解するのを確認します。そして偶数問題を宿題にします。計算問題を得意にするには、とにかく量をこなすことが重要です。しかし、限られた家庭教師の授業時間内に問題ばかり解いていては時間がもったいないです。半分を宿題にすることで授業時間も節約にもなります。

宿題をやる生徒とやらない生徒

私の経験では、「毎回必ず宿題をやってくる生徒:宿題の一部をやってくる生徒:全く宿題をやってこない生徒=7:2:1」の割合です。多くの生徒さんがきちんと宿題をやってきてくれます。授業でやった内容を宿題にだすことで、わからない問題がないので、やる気になってくれます。このような生徒さんは、勉強の習慣が身につき確実に結果を出すことができます。

宿題の一部だけやってくる生徒さんというのは、たいていの場合が家庭教師がくる直前に宿題に手をつけるパターンです。そのため時間が足りなくて全部できないというわけです。宿題をやらなければいけないという意識はあるので、全く手をつけないよりはよいのですが、まとめてやってもあまり効果は期待できません。授業から時間があいてしまうと忘れてしまって、間違いが多くなります。宿題は日々コツコツやるのが効果的です。

全く宿題をやってこない生徒がごくまれにいます。このような生徒の場合、正直成績を上げるのは難しくなります。週に1回か2回の授業では絶対的に勉強時間が足りないのが現実です。お子さんがきちんと宿題をやっているかどうか、家庭教師の先生に確認してみて、もしやっていないということがわかれば、宿題をやるように促すことも必要です。

以上のように宿題はとても重要で成績アップに不可欠です。もしお子さんの家庭教師が宿題をだしていないようでしたら、出してもらうようにお願いしてみることをオススメします。

家庭学習の重要性

家庭学習の重要性にこちらの本がとても役立ちます。この分野の第一人者である陰山英男氏による本で、子供の学力を伸ばす極意がたくさん書かれています。500円の文庫本ですがとても濃い内容です。

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