家庭教師は子供部屋かリビングか?

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「家庭教師の授業を受けるのは子供部屋がよいのか?」「授業中親はどこにいればよいか?」など真剣に悩んでいる親御さんが意外と多いようです。そこで、私がこれまでに指導した生徒のご家庭の様子をご紹介したいと思います。

子供部屋

私のこれまでの経験で最も多い(8割以上)のは「子供部屋」です。

これは先日、中学生の女生徒の部屋を撮らせてもらい(ブログで紹介する旨の了解を得ています)、個人情報が写らないようにイラストに変換したものです。

6畳程度の子供部屋で、物が多くてごちゃごちゃと散らかっています。最初の頃は家庭教師が来る前には掃除をしてそれなりにきれいになっていましたが、この生徒は3年近く教えており、今ではすっかり慣れていることもあり、こんな感じで散らかりを全然気にしなくなりました(笑)。お母さんからはいつも掃除をするように促されていますが、子供は全然言うことをききません。

ベッドの前にある丸椅子に私が座って、勉強を教えるというスタイルです。子供部屋でやる場合は、だいたいどのご家庭もこんな感じで生徒の隣に座る形です。

家庭教師が座るイスはどんなものでもよいですが、これから購入するのであれば、高さ調整が簡単にできる椅子がよいと思います。約2時間座りっぱなしなので、高さが合っていない椅子だと腰に負担がかかるので、高さを調整できる椅子だと家庭教師への負担が減ります。

私個人的には、勉強机にテキストとノートを広げられるスペースあれば部屋がごちゃごちゃとしていてもそれほど気にしません。ただし、虫がでたり埃だらけだったりと不衛生なのはNGですが。物が多くて散らかっているというのは、子供部屋ではよくあるパターンですので、それほど気にしなくてもよいと思います。

とはいえ、部屋はきれいにしておくに越したことはありません。部屋や机が汚いと、プリントがなかなか見つからなかったり、勉強する気力もおきません。机の上はいつもきれいにしておくことが重要です。

リビング

子供部屋よりは少ないですが、リビング(またはリビングダイニング)で教えて欲しいというご家庭もあります。リビングで教える場合2パターンがあます。子供と家庭教師のみで他の家族は全く見えないところにいるパターンと、家族がリビングをうろちょろしたり夕食を食べている声が隣から聞こえてくるパターンです。

生徒と家庭教師のみで他の家族が近くにいないパターンは、環境的には子供部屋とあまり変わりません。問題は、家族がうろちょろとしたり、常に見える位置にお母さんが座っていて授業を監視しているパターンです。私個人的には、かなりやりにくいです。

指導方法には自信がありますが、ずっと授業をみられているというのはなんとなく疲れます。一番困るのは、生徒との雑談がしにくいということです。生徒とよい関係を築くには学校のことや友達のことなどちょっとした雑談も重要です。近くに家族がいる状態だと、そのような雑談がしにくくなっていまいます。

あくまでも私個人の意見ですが、授業中は家庭教師と生徒だけの個室にして、家族は見えないところにいるのがよいと思います。どうしても授業の内容が気になるようであれば、お茶を途中でだして、そのときに確認するのがよいでしょう。実際、授業の中間でお茶&お菓子をだされる家庭は多く、そのときに勉強の進捗状況を話したりすることもあります。

座る位置については、私の場合は生徒と正面で座るよりも隣に座った方が教えやすいので隣に座る形で教えています。家庭教師が座る位置については、それぞれの先生によって好きな位置が異なると思いますので、先生に直接きくのがよいと思います。

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