予習と復習どっちが大事?

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「予習と復習どちらが大切ですか?」ということを親御さんから聞かれることがよくあります。もちろん予習も復習も両方大事ですが、塾や家庭教師の先生に教えてもらうのは予習のほうが効果的です。

成績が悪いお子さんの親御さんからは「学校の授業についていけないので復習をしっかりお願いしいます。」と言われることがほとんどですが、成績の悪いお子さんほど予習をしっかりやることが重要です。

予習と復習

塾や家庭教師では予習が効果的

自力で予習をするというのはかなり勉強をやる意思がある&ある程度の学力を持っているお子さんでないと難しいと思います。したがって、塾や家庭教師で教わっていない教科に関しては無理して予習しなくても復習をしっかりやっていけばよいと思います。

一方、塾や家庭教師の先生に教えてもっている教科に関しては、学校の予習をしてもらうのが効果的です。成績不振のお子さんは学校の授業がチンプンカンで授業中ボーっとしていたり、理解せずにただノートを写しているだけといった状態です。この状態は非常に時間の無駄です。例えば学校の英語の授業はほぼ毎日ありますが、英語の授業についていけない生徒の場合、毎日わからずに無断な時間を過ごすことになります。

学校でわからなかったところを塾や家庭教師で教えてもらうというのは、非常に効率が悪いです。塾や家庭教師で教わる時間に比べて、学校の授業数のほうが圧倒的に多いので、学校の授業を理解して有効に使うことこそが成績アップの秘訣です。

学校で習うことを、事前に塾や家庭教師から教わってある程度内容を理解していれば、学校の授業についていくことができより理解が深まります。また、何がわからないのかが分かるようになります。

宿題や自宅学習は復習が効果的

テストで結果を出すためには、内容を理解しただけではダメで、問題を時間内に正確に解けるようになることが必要です。そのためには問題を数多く解くことが重要です。内容を理解していれば、問題を解くことはさほど難しいことではないので、自力で数多くこなしていくのがよいでしょう。間違えた場所は必ず見直しをして、できるようになるまで何回も復習するのが効果的です。

私が家庭教師で指導している方法

生徒さんによって教え方は異なりますが、学校の成績が平均とれないような生徒さんの場合の指導法について紹介します。

このタイプの生徒さんは学校の授業にほとんどついていけていないので、まずは学校の授業を理解できるようにすることが大事です。そのため、授業内では学校でこれから教わる分野の先取り学習をします。同時並行で、これまでの範囲で理解していない分野の復習も行います。授業内で問題を解いてもらい、内容を理解したことを確認します。

その日に授業でやったことの復習を宿題としてだします。量はやや多めです。そうすることで、授業でやった内容を忘れずに定着させることができます。次の授業のときには、宿題の確認を行い苦手分野を克服していきます。

この様な授業を3か月程度続けると、たいていの生徒さんは成績がアップしていきます。

結局のところ、予習と復習どちらもとても大切なのです。

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