不登校のお子さんを出席扱いにする方法としてはフリースクールを選ぶケースが多いです。
しかし、現在ではオンライン学習ツールでの自宅学習でも出席扱いになるとの文部科学省の通達がでており、自宅オンラン学習での出席扱いが認められています。
実際にオンライン学習教材で高校進学を果たした元不登校生徒についても紹介します。
不登校でも出席扱いに!
不登校生徒を出席扱いになるためには、以下の要件を満たす必要があります。
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
- ITや郵送、FAXなどの通信方法を活用した学習活動であること
- 訪問等による対面の指導が適切に行われること
- 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
- 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
- 学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らし判断すること。
対象は小学生と中学生で、中学生は内申点対策にも活用可能です。
あくまでも、不登校生徒が最終的には再登校することを目的とした要件となっています。
自宅学習で出席扱いにしたい場合にやることとしては、
まず、保護者が学校の担任教師に相談することから始まります。インターネット教材での家庭学習によって出席扱いになる制度のことを知らない学校もあるので、その場合には、学校側に協力してもらえるよう話を持ちかける必要があります。
学校によってはオンライン学習だけでは出席扱いが認められず、塾やフリースクールとの併用で出席扱いになるケースもあります。
出席扱いとなるインターネット教材として有名なのが「すらら」教材です。学習塾や私立学校などで導入されており、教育関係者からの評価が高いことで有名です。サポートも手厚いのですららを選べば間違いないでしょう。
実際にすららでの自宅学習で不登校でも出席扱いにしてもらい、無事に高校に入学できたという生徒の体験談を紹介します。
オンライン学習で高校進学を果たした女子学生
千葉県の私立高校1年の女子生徒は、中1の夏休み明けから不登校となりましたが、すららの自宅学習で出席認定となり、高校進学ができました。
そのことが紹介されている記事(AERA 2019年11月18日号)を抜粋してご紹介します。
すららコーチとのやり取りの中で、娘が人一倍繊細で敏感な特性を持っていることに気づいた。「お母さんは悪くない」と言われ、親子関係も好転した。
学校に行くのと同じ時間に起きて、洋服を着替え、1日平均2時間以上の学習を継続。毎日の内容をコーチが細かく決めず、やりたい科目に取り組んだ。
「通学してる子より頑張ってる」
といったコーチの声かけも励みになった。
母親が学校の担任に出席扱いについて相談すると理解を示し、校長と教育委員会に掛け合ってくれたという。学習履歴を毎月提出し、中学卒業時の通知表では「欠席ゼロ」。高校も志望校に合格した。
高校のクラス分けでは上位クラスに入り、現在の成績はほぼ5。オンライン学習で高い学力が身についた証しだ。高校には毎日通い、生徒会副会長を務めるほど高校生活を謳歌している。
飲用元:オンライン自宅学習で「出席扱い」不登校児に新たな選択肢で変わる教育観
出席扱いを認めてもらうための条件は学校や教育委員会によって異なるので、不登校児すべてにオンラン学習での出席扱いが認められるとは限りませんが、選択肢が増えたのは事実です。
オンライン学習教材「すらら」とは?
すららは、学年に関係なく学べる「無学年式」のインターネット教材です。学習塾や私立学校で広く使われている教材ですが、家庭学習教材としても利用されています。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
無学年式で、自分のペースで学習できることから、不登校や発達障害などを抱えるお子さんの利用も多いです。
すららコーチという専任の相談員にメールやLINEで学習状況や子供の様子を報告し、アドバイスを受けながら、保護者、子供、すららコーチが一体となって取り組んでいきます。
すららは無料体験、不登校の出席扱いについての相談もできます。
>>すらら公式サイト
コメント