まなびwithの料金や評判は?教材や添削について解説します

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2020年に開始される教育改革に合わせてカリキュラムを刷新してできたのが小学館の「まなびwith(まなびウィズ)」。これまでの通信教育にはないオリジナル教材を多く用いて、思考力や文章力を鍛えることができます。

まなびwithの特長、料金、教材レビュー、口コミなどをまとめました。

まなびwithとは?対象学年・科目

まなびwithは、楽しく思考力を鍛えるカリキュラムの通信教育です。小学生向けの教材を多数手がける大手出版社の小学館が運営しています。以前は「ドラゼミ」という名前で人気のあった通信講座でしたが、2019年4月に内容を刷新して、「まなびwith」となりました。

年少~小学6年生のお子様が対象の教材です。

学べる教科は、国語・算数・理科・社会・英語の5教科です。思考力(自ら考える力)を育てていくことに重点を置いているので、単なる暗記ではなく、自分で考える力がつくようになります。

まなびwithの特長

主な特長は以下の通りです。

  • 2020年教育改革に対応した教材内容
  • 9年間一貫のカリキュラム
  • 思考力を育てる
  • 教材を溜めずに学習を楽しく続けられる仕掛け(ナゾトキ学習)

まなびwithは毎月届く紙教材以外にも、会員サイトがかなり充実しているのも特長です。学習管理・映像・プリントダウンロードなどの学習サポートはもちろん、小学館のデジタルコンテンツ(図鑑など)が見放題なのもスゴイです。

まなびwithはどんな教材?

対象学年の具体的な教材については、公式サイトで見ることができます。
>>まなびwith公式サイト

ここでは小学2年生の教材を例に、まなびwithをざっと紹介します。

国語

作文添削と読解問題をオリジナル教材で徹底的に強化します。教科書を超えて、生活の中でも活きてくる国語の力を養います。

低学年のうちから、文章読解や、学校の授業ではなかなか習得しにくい論理的思考力を育てる問題に取り組めるのもまなびwithの特長です。

まなびwith

算数

計算などの基礎から文章題や図形といった応用問題まで楽しんで解きながら、算数の力を養います。

算数の計算はできても、文章題が苦手なお子さんが多くいます。まなびwithでは文章題を図に表すことで場面を理解し、迷わず立式できる力を伸ばしていきます。

まなびwith

思考

上手に考えるためのワザを身につけます。通信教育初導入のまなびwithオリジナル教材です。

まなびwith

トレーニングを積むことで、「自分の考え」を書けるようになり、今日考えたことを整理し、まとめる習慣がつきます。そして、どう思ったか、何に気づいたかを常に考える姿勢が生まれます。

英語

歌、物語、アクティビティを通し、初期英語学習に必要な英語音声にふれていきます。

まなびwith

音声動画は会員専用サイトにアクセスして閲覧します(スマホ、タブレット、PCどれでもOK)。ネイティブの発音で、歌やフレーズなど楽しみながら自然に英語に触れることができます。

このような音声教材で学習します。

どの教科も子供が興味をもって、楽しんで解けるように工夫されています。、教科書準拠ではないので、学校の進度を気にすることなく、自分のペースで計画を立てて進めることができます。

1日の学習時間の目安は、学年×10分です。小学2年生なら、1日20分、6年生なら1日60分となります。

添削指導の内容

小学生コースは毎月1回、教材といっしょに添削テストが届きます。添削テストを解いて、提出用封筒にいれて提出します。

<国語の添削指導の例>

書きたいことを掘り下げるコツを具体的にアドバイスしてくれるので、わかりやすい文章がどんどん書けるようになります。

算数特化のAI型教材「withQubena」

まなびwithはタブレット学習のコースはなく、紙の教材で学習しますが、算数だけは紙教材に加えてタブレット学習もできます。

有料オプション(月額540円)となりますが、タブレット端末を使って算数の反復学習を強化できる教材の「withQubena」を利用できます。小学1年生~中学1年生までの算数・数学に対応し、復習から予習まで幅広く活用できます。

タブレット学習はゲーム感覚で解けるので子供がとっつきやすく、苦手分野の克服にもおすすめです!

withQubena

私はこれまでに算数が苦手なお子さんを多数指導してきましたが、しっかりと反復学習をやることで多くのお子さんが苦手を克服できます。それだけ繰り返し学習することは大切なのです。紙の教材だと勉強できないお子さんでもAIを使った「withQubena」であれば、一人ひとりに合った問題が出題されるので、自分のレベルにあった学習ができます。

算数が得意なお子さんの場合には上級学年の単元へ進むことも、難易度の高い問題へ挑戦することもできます。中学に入って数学でつまずかないためには、小学校の基礎をしっかりやっておくが重要です。

タブレット付きコースもありますが、自分でタブレットとタッチペンを持っていればそれを使って学習できます。

2019年度は特別価格で月額540円(税込み)、2020年度以降は月額756円(税込)です。お手頃価格なので、オプションとしておすすめです。

まなびwithと進研ゼミ・Z会 との違い

まなびwithと同じような通信教材としては進研ゼミとZ会があります。

※「スマイルゼミ」もこの手の教材とよく比較されますが、スマイルゼミは紙教材ではなくタブレットのみで、添削指導もないので、ちょっとタイプが異なります。

以下3社を簡単に比較してみます。

  • まなびwith
  • 進研ゼミのチャレンジ
  • Z会

料金はどこもそれほど大きな違いはありません。進研ゼミが一番安くて、その次がまなびwith、Z会がもう少し高いといった具合ですが、年齢にによって異なるため、正確な価格は、各社のウェブサイトでご確認ください。

紙orタブレット?
進研ゼミとZ会は紙教材とタブレット教材の両方がありますが、まなびwithは紙教材のみで学習するのが基本です。

対象年齢
まなびwithは幼児と小学生のみに対象を絞っていますが、進研ゼミとZ会は幼児~高校講座まであります。

教科書対応?
学校の教科書に一番準拠しているのが進研ゼミ、教科書対応ではないが学校の履修内容に沿ったカリキュラムになっているのがZ会。まなびwithは教科書にはあまり対応していません。まなびwithは子供が自発的に学習する『ナゾトキ学習』などのオリジナル教材が充実しています。

家庭教師の立場からみると、教材に関しては、どれもクオリティが高いです。どれを選ぶかはお子さんの好みや合うか合わないかの問題になってきます。

どれにしようか迷っている場合には、気になる教材の資料請求でお試し教材をやってみて比較して決めるのがよいと思います。資料請求は通常2~3日で届きます。

>>まなびwith公式サイト
>>Z会の通信教育
>>進研ゼミ こどもちゃれんじ(0~6歳)
>>進研ゼミ小学講座

まなびwithの口コミ

小学館の教材だけあって、すでに始めているお子様も多く、SNSでも多数の口コミがありました。評判はなかなかよい印象です。お子様によっては、難しすぎるという声もありましたが、子供が楽しみながら集中して学習できるとのことでお母さま方の評価も高いです。

まなびwithの料金体系・退会方法

料金

毎月払い、6ヶ月分一括払い、12ヶ月分一括払いでの支払いができます。

<毎月払いの受講料>
小学1年生:3,618円
小学2年生:3,672円
小学3年生:3,942円
小学4年生:4,590円
小学5年生:5,130円
小学6年生:5,454円

※6ヶ月や12ヶ月分を一括で支払うと少し割引になります。

まなびwithは兄弟割引はありませんが、兄弟紹介キャンペーンがあるので、それを使うと兄弟双方が500円の図書カードをもらえます。

退会

受講期間3ヶ月間後から退会可能です。一括払い(6ヶ月分、12ヶ月分)で支払った場合は、差額が返金されます。

まなびwithのまとめ

まなびwithは、2020年に開始される教育改革に合わせて子供の思考力を鍛える教材です。紙の教材で学びますが、算数だけはオプション(月540円)でタブレット学習もできます。

以下のようなお子さんに「まなびwith」はおすすめです。

  • 文章読解や論理的思考力を身につけたい
  • 作文力・文章力を鍛えたい
  • 中学生になっても通用する思考力を身につけたい
  • 教科書にとらわれずに自分のペースで学習したい

国語力(読解・作文)を鍛える教材としては、かなり優れていると思いますよ!

逆に、以下のようなお子さんはまなびwithは向いていません。

  • 学校の教科書に沿った学習がしたい
  • タブレット学習がしたい
  • 添削指導はいらない

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