家庭教師料金の相場・料金は?【2023年】

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家庭教師を依頼する上で気になるのが、家庭教師の料金ではないでしょうか。できるだけ低価格に抑えたいという気持ちがあると思いますが、「安い家庭教師はリスクが大きい」ことを頭にいれておく必要があります。

相場

教え方が上手で評判のよい家庭教師は、高額な時給でも生徒が集まるため時給を下げたりしません。一方、なかなか生徒を探すことができない家庭教師は時給を下げてでもアルバイト先を探そうとしています。そのため、低い時給で募集をしている家庭教師は要注意です。

家庭教師料金の料金相場【2023】

以下は個人契約の場合の家庭教師料金の相場です。大学生ほど安く、経験豊富なプロになるほど高くなります。また、地方に比べると首都圏のほうが高い傾向にあります。東大医学部大学生では1時間1万円以上など特殊な例もありますので、あくまでも目安としてお考えください。

1時間当たりの料金
・小学生【中学受験なし】:1,500円~2,500円
・小学生【中学受験あり】:3,000円~6,000円
・中学生【公立中学生】:2,000円~5,000円
・中学生【私立中学生】:3,000円~6,000円
・高校生:3,000円~7,000円

一般的には、個人契約より家庭教師派遣会社(家庭教師センター)を通したほうが料金は高くなります。料金が安いからという理由だけで個人契約をするのはおすすめしません。

個人契約は何かとトラブルが多いので、家庭教師選びに失敗しないためには家庭教師センターに依頼するのが安心です。最近は塾と同じくらいの価格で家庭教師を派遣している会社もあるので、予算に制限がある方でも家庭教師センターを利用しやすくなっています。

全国展開している家庭教師センターである「家庭教師のトライ」と「学研の家庭教師」の料金についてはこの後の項目で紹介します!

私は長年プロ家庭教師をやっていますが、依頼される方の大半が『個人契約の家庭教師(大学生のケースがほとんど)で失敗した』というものです。しかも成績が全く伸びないにもかかわらず1年以上も同じ家庭教師を続けていたケースがほとんどです。

せめて半年でも早くに気づいて依頼されていれば確実に成績を伸ばすことができたのにと思うことが何度もありました。受験の1、2か月前に依頼される方がいらっしゃいますが、プロ家庭教師でもその時期から飛躍的に成績を上げるのは困難です(基礎ができていない場合)。

個人契約の場合、辞めたいと思っても決断が難しくてずるずると引きずってしまいがちです。その点、家庭教師センターは成績が伸びない場合先生の交換(通常は無料)をすぐにしてもらえるなど早めに対策ができます。

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「家庭教師のトライ」と「学研の家庭教師」の授業料比較

家庭教師センターのウェブサイトをみても、「お子様の目標や住んでいる地域、希望に沿って最適な家庭教師を探すので、電話や資料請求をしてください。」などと書かれており、具体的な授業料については書かれていません。

電話や資料請求をする前に授業料の目安を知りたいという方もいると思います。そこで、最大手である「家庭教師のトライ」と「学研の家庭教師」の授業料について紹介します。

ここで紹介するのは、公立高校を目指す中学3年生のお子さんを持つ方が見積りにて料金プランを作ってもらった目安額です。2021年の情報なので最新は少し値上がりしているかもしれません。

※料金はすべて税別
【家庭教師のトライ】
・入会金: 10,000 円
・交通費:実費
・月謝: 28,000 円~ (月4回 1コマ90分・教師ランクにより異なる)

【学研の家庭教師】
・入会金: 2.5万円程度⇒キャンペーンで無料になっていることも多い
・交通費:実費
・月謝: 15,000 円~ (月4回 1コマ60分・教師ランクにより異なる)
・月会費:1,500円程度

学年、教師ランク、住んでいる地域、目標などによって金額はかなり変わってきますので、あくまでも参考例としてください。具体的な金額はそれぞれの家庭教師センターにて見積りをとってみるのがよいでしょう。

入会時期によってはかなりお得なキャンペーンをやっていることもあります。

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時給2,000円と時給3,000円の違いは?

1回2時間、週2回教わった場合の月謝は、時給2,000円と時給3,000円でどれくらい差が出るのでしょうか。

★時給2,000円の場合
2,000円×2時間×8回=32,000円

★時給3,000円の場合
3,000円×2時間×8回=48,000円

1か月の差額は、48,000円-32,000円=16,000円。もし週1回ならこの半額です。

1年間で考えると、約19万です。3年間で約60万円の差です。これを高いと考えるか安いと考えるかは人ぞれぞれだと思いますが、お子さんの将来を左右すると考えるとこの差は大したことないと思います。年間20万円多く出すだけでよりよい中学、高校、大学に行けて、その後順調に就職すると考えると安いものではないでしょうか。

◆参考データ
男性の場合、高卒と大卒では生涯賃金の差が4600万円にもなります。さらに有名大学卒なら生涯賃金はプラス1億円以上というデータがあるので、やはり高学歴のほうが高収入になる確率が圧倒的に高いです。この生涯賃金の差を考えると、子供の教育に投資をして大学に行かせることがいかに大切かがわかります。

 

家庭教師代をケチったばかりに、お子さんが高卒でフリーターにでもなってしまうことを考えるとよい家庭教師にお金を使うことは意義のある先行投資ではないでしょうか。もちろん学歴がすべてではなく、学歴がなくても成功している人はいますが、一般的には高学歴のほうが成功者は圧倒的に多いです。

中学生の場合、時給2,000円以下の家庭教師はイマイチの場合が多いですが、時給3,000円以上の家庭教師となると経験豊富な人が多いのでハズレをひく可能性はすごく下がります。

月謝がネックでためらっている場合には、まずは1教科だけやってみて、成績が上がれば他の教科を増やすという選択肢もあります。結果がしっかりとでるのなら、ある程度のお金をかけることに納得できると思います。また、1教科の成績が上がるとお子さんが勉強をやる気になり、他の教科も自然と成績が上がっていくケースもよくあります。

以上より、インターネットの掲示板などで募集している安い家庭教師を見つけて失敗するよりも、少し高くても確実に結果を出せる家庭教師を選ぶほうがおすすめです。

よい家庭教師を探すには、知り合いなどから実績のある先生を紹介してもらうのが確実です。もしそのような知り合いがいないという場合には、家庭教師を紹介してくれる会社を利用するのが最も効率的です。

プロ家庭教師の相場は?普通の家庭教師との違いは?

プロ家庭教師という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、「プロ家庭教師」という資格があるわけではありません。なので、家庭教師の経験がほとんどなくても、ある程度の年齢であるというだけでプロ家庭教師を名乗っている人もいます。プロ家庭教師を選ぶときは注意が必要です。

プロ家庭教師の料金相場もピンキリです。高い人だと1時間2万円などといったケースもありますが、そこまで高いのは特殊な場合です。

一般的なプロ家庭教師の相場目安としては、

1時間当たりの料金
・小学生【中学受験なし】:2,000円~4,000円
・小学生【中学受験あり】:5,000円~8,000円
・中学生【公立中学生】:3,000円~5,000円
・中学生【私立中学生】:4,000円~6,000円
・高校生:5,000円~8,000円

※東大生、医大生の場合は上記よりも高くなるケースが多いです

大手家庭教師センターにプロ家庭教師として登録している人はそれなりの実績や評判があるので、大丈夫だと思いますが、個人でプロ家庭教師を名乗っている人の場合は本当にプロ家庭教師としての力量があるかどうかはわかりません。事前に体験授業や説明などをしっかりと受けてから契約するようにしましょう。

プロ家庭教師がおすすめなのは、
・中学受験をする小学生
・学校の授業についていけず、成績が極端に悪い生徒
です。

中学受験は特殊な試験のため、中学受験の豊富な指導経験のあるプロ家庭教師に依頼するのが確実です。大学生家庭教師にする場合は、中学受験経験者を選ぶようにしましょう。

公立高校に通う中学生、高校生が定期試験対策や入試対策として家庭教師を依頼するなら、大学生家庭教師でも問題ありません。きちんとした大学生に教えてもらえば確実に成績は上がります。しかし、極端に成績が悪い生徒の指導は非常に難しく、大学生家庭教師では成績が上がらない可能性が高いので、プロ家庭教師に依頼するのが確実です。

おすすめの家庭教師会社(小・中・高校生)

家庭教師を紹介してくれる会社(家庭教師センター)は全国に数えきれないほどたくさんあります。以前は高額教材を売りつけるのが目的の悪徳業者が多かったのですが、最近はそのような悪徳業者は減っています。

しかし、教師にろくに研修もせずにただ派遣するだけというセンターも多いので適当に選ばないことが重要です。

私が知っているところでおすすめなのは「学研の家庭教師」です。以前私も教えていたことがありますが、知名度も高く、信頼のできる会社です。教育業界で長年の実績のある会社なので、王道の家庭教師センターです。

学研の家庭教師

★小学生~高校生に対応(全国対象)
私が知っている家庭教師会社の中で自信をもっておすすめできるのは「学研の家庭教師」です。料金も相場並みで、悪質勧誘など一切していない優良な会社です(私も以前に教えていた経験があります)。中学受験や不登校の専用コースもあり、全国ほとんどの地域に対応しています。

学研の家庭教師がおすすめな主な理由は以下の通りです。

  • 長年の経験と実績があるので、多くのノウハウがある
  • 料金は相場並みで決して高くない
  • 何度でも教師の変更が可能(無料)
  • 一人ひとりに合わせてテスト対策をしてくれる
  • 中学受験・高校受験・不登校など様々なコースがある
  • 生徒や保護者の悩みを解決するサポート体制が万全
  • テスト前は時間や科目を増やすこともできる

他の家庭教師会社の場合、家庭教師の変更が簡単にできなかったり、テスト前に他の教科を見てもらうなどの融通がきかないこともよくあります。学研の家庭教師は何度でも無料で家庭教師の変更が可能なので、余計なお金をかけずに最適に先生を探すことができます。テキストも高額なものを買わされることもなく、お手持ちの問題集などを使って指導してもらえます。要望を伝えればかなり融通がききます。

家庭教師は向いているお子さんとそうでないお子さんがいるので、まずは無料の体験授業でお子さんに合っているかどうかを確認するのがよいでしょう。体験授業は完全に無料で、その後申し込まなかったとしてもしつこく勧誘されることはありません。

資料請求・無料体験授業はこちら
>>学研の家庭教師

無料体験レッスンは通常1時間程度でスタッフも一緒に来るので、不明点などを確認することができます。

複数を比較するなら「家庭教師比較くらべーる」

複数の家庭教師センターを比べて、料金などをじっくりと比較したいという場合は、一括資料請求(無料)ができる「家庭教師比較くらべーる(旧かてきょナビ)」というサービスを使うと便利です。

上記で紹介した学研家庭教師も登録されています。例えば、学研家庭教師と家庭教師のトライを比較したい場合、かてきょナビを利用すれば学研とトライにそれぞれ別々に申し込む必要がなく、一度で済みます。

参考記事:家庭教師センター選びなら、かてきょナビがおすすめ!

優良な家庭教師センター15社が登録されており、一度に4件まで一括で資料請求することができます。無料体験もありますので、気になるところがあれば資料請求してみるとよいでしょう。

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